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【ロボットの目】究極のキャッシュレス!広がる顔認証決済

2019.12.09  | 
WRITER:
haruka
 

2019年10月の消費税増税に合わせ、キャッシュレス決済が今まで以上に普及しています。交通系ICカード、クレジットカード、アプリでの支払いなど、さまざまなキャッシュレス決済が広がってきていますね。

 

その中でも、近年注目が高まっているのが顔認証決済です。実際に顔認証決済が行える店舗がオープンした中国の事例や、実用化に向けて取り組みを始めた日本の事例をまとめました。

財布もスマホもいらない「顔認証決済」

顔認証システムの話題になると必ず挙がる中国は、実は世界で初めて顔認証決済を実用化した国なんです。さすがキャッシュレス先進国!

 

その顔認証決済はアリババグループの「smile to pay」というシステムで、2017年9月に杭州市のケンタッキー フライドチキンに導入されました。同社が運営する決済サービス「Alipay」のアカウントに、事前に顔を登録しておくことで顔認証決済が利用できます。

(出典:Alibaba Group YouTube公式サイト

髪色やメイクが変わったり、複数人がカメラに映っても人物を特定できていますね!

 

同じく中国企業であるテンセントも、決済サービス「WeChatPay」で顔認証決済を実用化しています。2018年5月、フランスのスーパー大手・カルフールとともに上海市にて「Le Marche(ル・マルシェ)」をオープンしました。カルフールとして世界初のスマート店舗で、テンセントの顔認証決済が導入されています。

 

(出典:JETRO|カルフール、初のスマート店舗を上海に開設

現金決済が主流の日本は?

海外に比べキャッシュレス決済の比率が低い日本。最近やっと普及してきた印象ですが、省人化などに向けて顔認証決済を実用化するため、実証実験が行われています。

 

セブン-イレブンは2018年12月、NECと共同で顔認証決済が行える「省人型店舗」(実証実験)をオープンしました。顔認証による決済はNECとして日本初の試みで、この店舗でNECの社員向けのサービスとして提供されています。入店の際も顔認証でドアが開き、年齢や性別を推定しておすすめ商品の提案や広告の表示もするといいます。

(出典:NEC|「セブン‐イレブン三田国際ビル20F店」をオープンNEC YouTube公式サイト

この店舗では顔認証決済だけでなく、設備の稼働管理やAIを活用した発注提案といった従業員・店舗向けのシステムも導入し、省人化に取り組んでいます。店員さんが言うように「故障の前に対応できる」というのもメリットのひとつですよね。

 

また、ファミリーマートもパナソニックと共同で、IoTを活用したコンビニの実証実験を2019年4月より開始しています。顔認証決済などを取り入れ、店舗の付加価値の拡大や業務の省力化に取り組むといいます。

(出典:Panasonic|「行きたい、働きたい」をシンカ(進化) IoTを活用した「次世代型コンビニエンスストア」実現へPanasonic YouTube公式サイト

 

財布からお金を出しておつりをもらって・・・という今まで当たり前にしてきたお会計が、顔認証決済なら数秒で終わります。セルフレジなら購入者のみでお会計できるため、人手不足の解消も期待できますね。

楽天も顔認証決済を導入予定!

楽天は、スマホ決済サービス「楽天ペイ」で顔認証決済を実用化する考えがあるようです。2019年夏に行われた「Rakuten Optimism 2019」に、「楽天ペイ」に今後導入する予定の顔認証決済が体験できるブースが出店しました。

 

その顔認証決済は、事前に「楽天ペイ」のアプリで顔とPINコードを登録し、決済時には自分のスマホを出すことなく店舗に設置された端末で顔の照合→決済をするというもの。

 

セキュリティ面では、奥行きも認識するため写真や動画では認証できないことに加え、顔認証だけでなくBluetoothも利用し2段階認証を行います。また、顔写真は登録せず、顔の特徴点のみ登録するといいます。まだ実験段階なので、これからどのように機能や利便性を拡充していくのか注目していきたいです!

 

(出典:楽天ペイが進める“完全キャッシュレス化”のメリットと課題とは? 今後は顔認証決済も可能に?楽天、完全キャッシュレスや顔認証でペイ。横浜で「Rakuten Optimism」

 

同社が提供するスマホ決済サービスの加盟店は全国に300万箇所あり、国内最大級のネットワークを持っています。「楽天ペイ」で顔認証決済が実現すれば、一気に身近なものになりそうです。

(出典:楽天 YouTube公式サイト

ホテル、飲食店、観光地にも

世界トップクラスの顔認証技術をもつNECは、ビジネスや観光で訪れた人の利便性・満足度を高めるべく、和歌山県・白浜エリアで顔認証を活用した「IoTおもてなしサービス実証」に取り組んでいます。

 

事前に顔とクレジットカード情報などを登録しておくことで、南紀白浜空港をはじめホテル、飲食店、観光地、商業施設などたくさんの場所で顔認証決済ができます。

(出典:NEC|南紀白浜「IoTおもてなしサービス実証」の顔認証サービス施設が拡大NEC YouTube公式サイト

観光中はなるべく手荷物を減らしたいですよね。これだけスムーズに観光できると満足度アップはもちろん、地域の周遊にも繋がりそうです。

 

日本中で「決済に必要なのは顔だけ」になったら、日常生活も、旅行も、より快適で充実した時間にできるでしょう。現金もカードもスマホもいらない、まさに身一つで完了する決済は、あとどのくらいで一般的になるのか・・・実用化の時期はまだ分かりませんが、実験段階の動画を見ただけでワクワクしてきますね!

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