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投げたものはロボットがキャッチ!?飛んでくる物体をキャッチできるアームロボット!

2016.08.01  | 
WRITER:
shimomura04
 

【一体どういうこと?】

まずは画像を御覧ください。

これがそのアームロボットです。

スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)が開発したアームロボットで、多くの関節を持った腕と、物体検知用のカメラとセットで動作します。

とはいっても、アーム自体のハードウェアはメーカーの汎用品で、EPFLが開発したのはそのアームで飛んでくる物体をつかむというアルゴリズムです。

事前にキャッチする物体の形状を登録し、どこをつかめば良いのかを学習させているそうです。

そして、飛んでくる物体を検知用カメラで認識し、その映像をもとに移動する方向を予測、最終的には4本指のロボットハンドでつかませているという訳です。

 

【実際にキャッチしている動画を御覧ください!】

動画では、ロボットアームに向けて放たれた、テニスラケット・ハンマー・ボール・空き瓶・中身入りの瓶などを見事にキャッチしています。

飛んできた物をスムーズにキャッチするためには、あらかじめ形状やつかむ箇所を認識させるだけではなく、何度もロボットアームを手で動かしながらその動きをコンピュータに覚えさせる必要があるとのこと。

まるで人に教えるような感覚で、まだまだ人の手なしには動作が出来ないのが現状です。

しかし、いくら事前に動作を覚えさせていても、毎回その通りに物体が飛んで来る訳ではありません。

ラケットのような重心が偏った物体であれば、回転しながら空中を飛んでくる際に軌道がズレることは多々あります。

そういった場面でも、人間であれば「なんとなく」の感覚でキャッチすることができます。

このアルゴリズムの凄いところは、上述した「なんとなく」の感覚を、飛んでくる物体の軌道や形状を認識し、最適なつかみ方と腕の動かし方を瞬時に判断することで実現しているところだと言えそうです。

EPFLの発表によると、そういった予測にかかる時間は1/500秒以下とのこと。

 

【まとめ】

将来的にこの技術は、ビルの工事現場などで上から物(または人)が落下した場合に地上へ届くまでにキャッチするシステムなどに応用できる可能性があるとEPFLは考えているそうです。

筆者的には、クローゼットに取り付けられたアームに脱いだコートや上着を投げれば、キャッチして自動でハンガーに吊り下げてくれる、といったくらいまでこの技術が進歩して欲しいです!

ソース・画像:CNET / THE BRIDGE

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