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まるでしげちーのハーベスト!?自己組織システムを持つロボット群

2016.05.13  | 
WRITER:
あずさゆみ
 

自己組織システムとは、雪が美しい六角形の結晶を作るというような、自律的、自発的に発生する秩序のある行動を指す言葉です。

ハーバード大学が開発したキロボットは、そんな自己組織システムを持つロボットの大群なんです。

この、1024体ものロボット群。ロボット同士が協調して、文字や図形を描くことができます。

それはちょうど、アリの群のよう。
アリは光に反応して一定の方向に進んだり、フェロモンの刺激を受けて決まった行動をとりますが、司令塔がいるわけではありませんよね。

このロボット群も、同時にひとつの命令を赤外線で送られるだけで、協調してひとつの図形を描くことができるんです。1024体のひとつひとつに個別の命令を送るのは骨が折れますが、ひとつ命令を下せばそれぞれのロボットが自分の役割を判断するというのですから、たいしたものです。

ロボットたちには基本的な行動原理として、集団の端をフォローすること、自機のスタート位置から現在地までの距離を測定していくこと、自機の座標(位置)を把握することがプログラムされています。
その命令だけで、リーダー、というか基準になる個体がいなくても命令どおりの図形が描けるのはなぜ? 百聞は一見にしかず。とにかく見てみましょう。

おお、端の個体から順に、集団の縁に沿って移動を開始しました。なるほど、できあがりの図と自分の移動距離、座標がわかっていれば、全員の位置を把握していなくてもかまわないんですね。

「K」

「K」

?

これは……犯罪現場?

キロボット

キロボット

ずらりと並んだキロボットは、まさに軍隊アリのようですね。虫が苦手なので、ぞくぞくしてきます。

個々のキロボットの能力はきわめて限られているのですが、というより限られているからこそ、集団で行動するロボットなのだそう。そう聞くと、ますます群で行動する虫みたいですね。

 

画像・ソース
ハーバード大学

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