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製造業へのRPA導入事例―バックオフィスの自動化で工数を大幅に削減!

2019.09.24  | 
WRITER:
haruka
 

RPAが製造業のどのような業務に導入され、どのような効果を得たかを、企業の導入事例とともにご紹介します!

 

製品の製造現場では、産業ロボットの導入により効率化・自動化が進められています。その一方で、バックオフィスでは人の手によって行われている業務も少なくありません。データの入力や勤怠管理といった手作業で行う仕事を自動化できたら、日々の業務負担を大きく減らせますよね。そんなとき便利なのがRPAです。

 

RPAは、データ入力や処理といった定型的な単純作業をロボット化し、ルーティンワークを自動化できる技術です。ルールを設定することで指示通りに業務を実行してくれ、同じことの繰り返しで膨大な量があり時間がかかる作業を代替するのに向いています。RPAを導入することで生産性向上に繋がります。

製造業でのRPA導入事例と効果

製造業では主に、製品の受発注データや請求データの入力、納品書などの書類作成、他社製品の情報収集といったバックオフィスに導入されています。

1.作業工数を年間600時間以上削減

三菱重工業株式会社の防衛・宇宙セグメント 航空機・飛昇体事業部では、防衛相向けに戦闘機などの防衛装備品を納入しています。機密事項が多いため信頼性が明らかな技術を受け継ぐ形が多かったそうですが、生産効率向上に対する取り組みは各工場で行われていたといいます。同事業部ではさらなる生産性向上に向けて、また実例を通して活用イメージを事業部内に浸透させるべく、作業内容が分かりやすい間接業務にRPAを導入しました。

 

<課題>
事務作業やバックオフィスの効率化

 

<対象業務>

・メールの仕分け

・従業員の勤怠管理

・予算の管理

・複数プロジェクトに従事する社員の作業管理

 

<効果>
これら4業務の一部をロボット化したことで、工数削減効果は1年間で通算600~800時間に達する見通しとなりました。当初の目標であった250時間を2~3倍上回る結果になると予想しています。

 

<POINT>

同事業部が導入したのは、RPA テクノロジーズ株式会社の『BizRobo!』です。『BizRobo!』は導入に関する教育トレーニングやエンジニアの派遣、業務に適したツールの提案などサポートが充実しています。同事業部では「プログラミングに詳しくない現場社員でも扱える操作性と、スキルを確実に身につけられる研修体制の有無についても入念に検討」していたことからこのツールを選んだようです。

 

(出典:RPA テクノロジーズ株式会社|【2019年版】各業界のRPA導入事例と効果・効能についてRPA導入事例 三菱重工業株式会社BizRobo!

2.膨大な業務の自動化&社員のストレスを低減

イメージスキャナーの世界シェアナンバー1である株式会社PFU。同社の購買部では、年間23万件もの発注をこなしています。仕入先のEDI導入が30%程度であることや、書類の保管に外部倉庫が必要など、紙と人手による運用が中心となっていました。さらに同じ作業を繰り返す業務が膨大かつミスが許されないことも、社員にとってはストレスになりがちでした。そこで、業務そのものを省力化するべくRPAを導入しました。

 

<課題>

・「紙と人手」中心の運用からの脱却

・増大するオペレーションへの対応
・社員のストレスの低減

 

<対象業務>
・納品確認
・納品書をシステムに保管

 

<効果>

ペーパーレス化では、同社のスキャナーやOCRとRPAを組み合わせ連携フローを組むことで、データエントリーから検収確認まで大幅な省力化を実現しました。また、RPAの特性に合わせて業務フローを単純化するなどした結果、ミスが減り生産性が向上し、購買部では年間3人月分の効率化を実現しました。単純作業をRPAに任せられる安心感からストレスも減ったといいます。

 

<POINT>

購買部が導入したのは、NTT アドバンステクノロジ株式会社の『WinActor®』です。このツールはOCRを活用することで手書きデータを電子化することが可能なため、購買部との親和性が高かったことがうかがえます。

 

(出典:NTTアドバンステクノロジ株式会社|導入事例 株式会社PFU様WinActor®

3.非効率な業務を自動化し月間140時間短縮

機器メーカーの昭和電機株式会社では、勤怠管理が非効率な形で行われていたそうで、RPA導入の最初のプロジェクトとして勤怠管理を自動化したところ効率化に成功しました。これをきっかけに多くの業務にRPAを導入し、これまで手間がかかっていた業務プロセスを自動化しました。

 

<課題>
非効率な業務プロセスの自動化

 

<対象業務>

・顧客への納期回答業務
・請求書の確認業務

 

<効果>

顧客への納期回答業務では、1日あたり約600件の処理を自動化し月間92時間の削減に成功しました。また請求書の確認業務では、月間6.7時間分の作業削減に成功しました。これら業務を含め2018年5月末時点で21業務をRPA化し、月間140時間の短縮効果がありました。

 

<POINT>

同社が導入したのは、ユーザックシステム株式会社の『Autoジョブ名人』『Autoブラウザ名人』『Autoメール名人』です。自動化したい業務に適したツールを使い分けることも、API導入には重要なポイントです。

 

(出典:ユーザックシステム株式会社|導入事例 昭和電機 株式会社 様

RPA導入のメリット

業種を問わず、RPAの導入には主に次のメリットがあります。

  1. 人の何倍も速く作業する
  2. コスト削減
  3. 正確な作業が行える(人的ミスを防ぐ)
  4. 稼働時間に制限がない

事例のように、製造業でもRPAを導入することで人の手による単純作業を大幅に削減できました。その分、人の手でしかできない業務に集中できたり、顧客とのコミュニケーションに時間をかけるなど、限られた業務時間を有効に使うことができますね!

 

人手不足で一人一人の業務負担が増えている

単純作業に時間を取られている

こんな悩みを抱えている製造業の方は、RPAを導入し業務を自動化しましょう。

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