RN 000905

会計が数秒で完了。パン専用の画像識別システム

2016.08.02  | 
WRITER:
あずさゆみ
 

先日、お昼時に駅構内のパン屋さんをのぞいたら、イートイン・エリアが年配の人で埋まっていて驚きました。わたしの祖父母はあまりパンを食べないので、年配の人にパン好きは少ないのだと思っていましたが、そんなことはないんですね。朝は会社員や学生でごった返すパン屋さんですが、お昼はお年寄りの憩いの場になっているのかもしれません。

通勤途中でランチ用のパンを買っていくという方、けっこういらっしゃると思います。会社で朝ごはん、という方もいらっしゃるかもしれません。でも、今日のランチはパンの気分というときに、レジに長い行列ができていると揺らぎますよね。行列を見て購入をあきらめる、ということもあるのではないでしょうか。

会計が一瞬で終わるこのレジシステムが普及すれば、朝のパン屋さんから行列がなくなるかもしれませんよ。


ものづくり日本大賞の優秀賞、そして2015年のグッドデザイン賞を受賞した、BakeryScanです。

トレーに載ったパンをカメラで撮影し、画像認識システムが種類と金額を一括して判断してくれるシステムなんですね。ベテランの店員さんでも30?40秒かかる作業が、たった1秒で完了。交通系ICカードなどで精算すれば、ものの数秒でお会計が終わってしまいますね。

パンは袋に入れずに陳列しているもののほうが、美味しそうに見えるそうです。つまり、袋に入れてバーコードをつけるわけにはいきません。また、30種類を提供するより100種類置いた方が、売り上げが伸びるのだとか。しかし100種類となると、覚えるのもひと苦労です。
しかもパンというものは、たいてい同じような形(円形)で同じような色味(こんがりキツネ色)をしていますし、オーブン内の位置によって同じ種類でも焼き色が異なるなど個体差があります。トッピングだって、まったく同じというわけにはいきませんよね。

BakeryScan

BakeryScan

この装置は、130種類ものパンを一瞬で識別し、合計金額はもちろん、総カロリーまで算出してくれるそうです。
でも、バゲットとバタールのように太さだけが違うだけのもの、ブルーベリー・ベーグルとチョコチップ・ベーグルのようにそっくりなものも、本当にきちんと区別できるのか気になりますよね。

ベーグル

ベーグルは難しそう……

たしかに判別が付きにくいものはあるのですが、人が訂正していくことによってシステムが学習し、識別制度があがっていくそうです。
また、お客さんの側にもモニターがあるので、正しく識別されているか確認できて安心ですね。

このシステム、全国でおよそ100台が稼働中だそうです。うーん、100台ですか……。体験できるのは、少し先の話かもしれませんね。

 

画像・ソース
グッドデザイン賞
ギャザリー

thank you

この記事に関連するタグ

広告主募集
TARA
上に戻る