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ヒートショックの予防にも・安全快適なバスタイムをサポートするおふろロボットが登場

2018.05.28  | 
WRITER:
あずさゆみ
 

血行を促進して疲労や緊張をほぐしたり、免疫力を活性化したりと、入浴にはさまざまな効用があります。暑いときはシャワーですませるという方もいらっしゃるでしょうが、お湯につかると浮力によって筋肉がゆるみますし、適度な静水圧は血液やリンパの流れを促進するという効果もあります。平日はのんびり……といかずとも、お風呂につかってほっと息をつく時間を大切にしたいですね。
しかしその一方で、長湯がすぎると肌からセラミドが流出してしまう、湯温が高すぎると寝付きが悪くなるなど、気をつけなくてはいけないポイントもあります。なにごとも「ほどほど」に。しかし、その「ほどほど」には、人によって大きな開きがありそうです。

適切な湯温と入浴時間を教えてくれる「お風呂の友」

博報堂から登場した「fuuron」は、温度センサーとタイマーを備えたIoTロボット。湯温を計測して適温を知らせ、お風呂を出る時間になると点滅して知らせてくれます。「美肌モード」、「花粉症モード」、「ダイエットモード」など、ユーザーの嗜好と体調に合わせたさまざまなモードを選ぶことができます。では、使い方を見てみましょう。

湯温が設定温度より下がると青く、逆に高くなると赤く光るほか、あがる時間になると点滅して知らせてくれるのですね。クラゲみたいなふんわりしたフォルムも可愛いです。設定と入浴ログの閲覧はスマートフォンで。各家庭の入浴データは東京都市大学、東海大学がクラウド上で収集、博報堂と協働して入浴実態の解析がおこなわれ、よりよい入浴環境に関する情報発信につなげたい、とのことです。

ヒートショックの予防と万一の備えとして

湯温を適切に管理することは、ヒートショックの予防にもつながります。熱いお湯によって血圧が急上昇、体が温まるにつれて血管が拡がり、今度は血圧が低下。このような血圧の乱高下は、心臓に大きな負担がかかるため、特に高齢者は注意が必要なんですね。
「fuuron」にはさらに、入浴事故が発生した(と考えられる)場合に家族に知らせてくれる、見守り機能が搭載されています。
高齢者がロボットを長時間湯船に浮かべた状態が続くと、「なにかあった」と判断して近親者のスマートフォンなどに警告を送信してくれるのだそう。
お風呂の事故は発見までに時間がかかりがちですから、見守り機能は心強いですね。

健康や美容効果を高める「賢い」入浴をサポートしてくれるfuuron、発売は2019年の予定です。

ところで、お湯につかったり出たりを繰りかえす場合、fuuronも浮かべたりあげたりしなくてはいけないのでしょうか? 2度目につかるときは、すでに体が温まっているので条件も変わってきそうです。水位を管理できるフルオートのお風呂と組みあわせる、また心拍などをモニタして、お湯につかっているかどうかを判断できないだろうか、と考えたりもしますが、入浴というプライベート・タイムをどこまでモニタするかのコンセンサスは、今後の課題といえるでしょうか。

 

 

画像ソース:博報堂

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