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やっぱり乗り込んで操縦したい! 巨大ロボットのような日立建機のコンセプトマシン

2018.03.26  | 
WRITER:
irbis
 

カニのような双腕の作業機アスタコを製造販売している日立建機が、新たなコンセプトマシンを発表しました(上の画像:日立建機プレスリリースより)。

 

建設作業機とはいえ、いいえ、建設作業機だからこそ、「巨大ロボットに乗って操縦したい!」という子供のころの夢が手に届くところにやってきたように感じられます。なにしろ、「地球防衛軍」的な特別な組織に入らなくても、普通に就職活動の対象になるような会社で使う機械なのですから。

どんなに地面がデコボコでも、ものともしない4本足+キャタピラ!

外観上のめだつ特徴は、キャタピラが四つある4脚クローラという点です。4脚がそれぞれ高さの違う地面にぴったり着いて踏ん張りが利きそうです。

 

4脚クローラ型のロボットは世界各国で開発されています。ほとんどが小型で遠隔操作する爆発物処理ロボットです。不発弾を探して処理するために瓦礫の中を歩き回るのに、4脚クローラが威力を発揮するのでしょう。例えば、ドイツ・テレロブ社のteleMAX、アメリカ・ノースロップグラマン社のアンドロス・タイタスなどです。

teleMAX

爆発物処理ロボット・テオドルでも有名なドイツ・テレロブ社の4脚クローラteleMAX。

 

 

前側のキャタピラを手のように使って障害物を乗り越えるノースロップ・グラマン社のUGV(無人地上車両)Andros Titus

 

そのような不整地での作業を得意とするのであれば、建設現場のように、まだ整地されていない土地や解体中の建物の中で動き回って作業するにはぴったりです。アスタコのように、災害現場での作業にも役立ちそうですね。

しかし、今回のコンセプトマシンのように人が乗り込むタイプのものはありません。

 

そもそも巨大ロボットに人が乗り込むというのは、子供のころからアニメや特撮でそういうシーンを見慣れている日本独特の発想なのかもしれません。欧米で巨大ロボに乗って操縦するといえば、映画『パシフィック・リム』くらいでしょうか。とはいえ、『パシフィック・リム』は、日本の特撮から影響を受けて撮られた映画ですので、これも起源をたどれば日本ということになります。

2本の腕があるだけでヒューマノイド・ロボットに見える!

このコンセプトマシン、キャタピラが四つということで、四足歩行の一種に分類されそうですが、外観の印象はどことなく人間くさいです。腕が操縦席の下側から出ているので、人間の腕のように見えるからでしょうか。人間の一番の特徴は2本の足で立って歩くことですけれども、2本の自由に動く腕というのも人間らしく見えるための大きな要素だったのですね。

 

この2本の腕を自由に操るためのインターフェースが興味深いところですが、2本のジョイスティック方式のレバーで操縦するそうです。レバーを両手でしっかり握って操縦するという巨大ロボットのイメージそのものです。

ここまで現実になっているとなると、人間が乗り込んで操縦するロボットは、アニメや特撮のようなヒーローの乗り物としてではなく、身近なところから実用化していくのかもしれません。これなら私も巨大ロボットのパイロットになる夢は、まだ捨てなくても良さそうです。

 

ソース・画像:日立建機株式会社

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