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トランスフォーマーにアバター? Soft Bank Robot World 2017でフィクションが現実になる瞬間を見た!

2017.11.22  | 
WRITER:
irbis
 

2017年11月21、22日開催されていたSoft Bank Robot World 2017
なんといっても、あのボストン・ダイナミックスからの出展があるということで、いても立ってもいられずに見に行ってきました!

展示されているロボットは、「それ映画で見た!」という物ばかり。もう「未来」は、ここまで「今」になっているのですね。

日本の住環境にピッタリ! 階段を登れるロボットAtlas、Spot

残念ながら、バク転する二足歩行ロボットAtlas四足歩行ロボットSpotは展示のみでした。

 

しかし、Spotのボディに残る傷や汚れに注目。
「これ本当に動かした痕跡では? モックアップでない本物?!」と、ひとりで盛り上がっていました。アメリカの軍事機密のように思っていた最先端ロボットが、こうして間近に見られるようになる日が来るとは思ってもみませんでした。

Spot

Spot。大型犬くらいの大きさです。

ところで、運送業の人手不足解消にドローン宅配が注目されています。
アメリカのように広い庭があるなら、荷物を積んだドローンでも無理なく離発着できるでしょうけれど、日本の都市部ではアパートやマンションが多く、無理ではないかと思っていました。いくら自動運転車が普及しても、荷物を車から降ろして階段を上って玄関まで届ける一番体力を使いそうなところが人間でないとできないので、人手不足解消にはほど遠いと思っていました。

 

しかし、Spotなら階段も上れます。エレベーターのないアパートでも、戸口まで宅配荷物運べるに違いありません。四足歩行の輸送ロボットは、むしろ日本のような住環境でこそ活躍する場があるのではないでしょうか。玄関を開けたら、ネットショップで注文した荷物を持ってSpotが立っている姿を想像すると何だかおもしろいですよね。

 

参考動画:

Atlas

Spot

2人乗りで乗ったまま変形できるロボット・ジェイダイトRIDEにもうすぐ乗れる?!

人が乗ることができる二足歩行ロボット・ジェイダイト(J-DEITE)RIDEのプロトタイプ、ジェイダイトQUARTERも出展されていました。

J-Deito Quater

J-Deito Quater

変形のデモンストレーションもしていましたが、きれいに車の形に収まるものですね。

 

ロボットと言えばこういう角張ったデザインで変形するものというイメージがあります。「スーパー戦隊シリーズ」でもよく見る巨大ロボットです。無邪気な子供の時は何の疑問も抱きませんでしたが、大人になってからは、「車や飛行機からあの大きさへの変形には、体積的に無理があるのではないか?」と疑っていました。疑ってすみません、手足を折り畳むとこんなにもコンパクトになるのですね。

こんなにコンパクトな車に変形

こんなにコンパクトな車に変形

ジェイダイトQUARTERの身長は1.3メートル、体重35キログラム。ジェイダイトRIDEは高さ4メートルですから、3分の1サイズのプロトタイプです。
小さくても自動車の形で走ることもできます。人型の時には人間のように歩くこともできますし、足の裏についている車輪で走行することも可能です。

 

ジェイダイトQUARTERは市販の部品で製作できたのだけれども、ジェイダイトRIDEのような大きなロボットのためには、部品はすべて手作りしなければならなかったとのこと。今は下記動画内で見られるように、外形はほとんどできあがったような状態だそうです。

 

ジェイダイトQUARTERのデモを見る限りでは、コックピット部分は非常に滑らかに下降して車の運転席に移行していますが、端から見ただけではわからない振動などがあるかもしれません。こればかりは体験してみないとわかりません。なので是非、試乗させてください!

関連記事:「【インタビュー】人型変形ロボットJ-deite RIDE、今後の展望は?
参照:アスラテック株式会社

ガテン系アバターDOKA ROBO3

「その手があったか!」と目から鱗だったのが、DOKA ROBO3です。

DOKAROBO3

DOKA ROBO3。建機のレバーを握り、ペダルを踏んでいます。

ひと言で言うと、自分のアバターを建設機械に乗せるような感じです。これなら新たにロボットクレーンやロボットショベルカーを開発しなくても、今ある建設機械に乗せれば遠隔操縦できるではありませんか。

コントローラ

DOKA ROBO3のコントローラ。こういうマルチスクリーンのオペレータルームをドローン戦争関係のハリウッド映画で見たことがあります。

コントローラは、一般的な建設機械のコックピットと同じ配置で、普段工事で建設機械を操縦している人が、いつもの感覚で使えるようになっています。

 

コントローラを安全なところに置けば、粉塵や放射能などが舞う危険な環境の中でも作業ができるわけです。

ということは、もし、5G(第5世代)のような高速通信回線が利用できるようになれば、日本に居ながらにして世界中のどこの工事現場でも、月でも、慣れた運転手がさくさく道路工事や建設作業ができるようになるということではありませんか。

 

未来だと思っていたことがどんどん普通の生活に入り込んできているな、と実感できる展示会でした。

 

参照:株式会社カナモト ニュープロダクツ室

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