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ユニークなIoTプロダクトがアキバに集結! DMM.make Open Challenge 2 前編

2017.09.27  | 
WRITER:
あずさゆみ
 

2017年9月26日(火)に秋葉原で開催された「DMM.make AKIBA Open Challenge 2 Demo Day」に行ってきました。究極のテレプレゼンスを実現する「Teleporter(テレポーター)」、安全性の高い筋力トレーニングによってロコモ予防に効果を発揮する「iGym(アイ・ジム)」など、ユニークなプロダクトをご紹介します。

DMM.make AKIBA Open Challengeとは

オープンチャレンジは、DMM.make AKIBA を中心とした、IoTプロダクトのスタートアップを支援する「アクセラレーター・プログラム」。第2期となる今回は7チームの製品が採択され、サポーター企業の支援を受けてブラッシュアップ、その成果が発表されました。
それでは、発表された7つのプロダクトを順にご紹介します。

Teleporter (マーズ電機株式会社

テレプレゼンス向けヒューマノイドロボット・テレポーターは、従来のアバターロボットとはひと味違います。使用者の顔を3Dスキャンして制作したヒューマノイドを使って、「瞬間移動」したかのように遠隔地の会議などに出席することができるんです。
テレポーターについては、後編で詳しくレポートしますので、どうぞお楽しみに。

歯っぴ~(歯っぴ~)

歯垢を可視化して歯磨きを支援してくれるこちらのシステムは、ロボットノート編集部が大いに注目したプロダクトです。

子供のころ、ピンクの着色剤で歯垢を染めて歯磨きの指導を受けた方、いらっしゃいますよね? それと同じように、歯っぴ~は「QLF法」という手法で歯の汚れを見せてくれます。エナメル質は緑、歯垢はピンクで表示されるので、汚れが落ちたかを確かめながら磨くことができるんですね。

こちらはデモ機で、ブラシのすぐ下にカメラがありますが、実機では植毛部にプリズムがつき、カメラは本体に取りつけられるとのこと。ブラシが接する面を見られるので、ブラシが届く限り死角なしというのがいいですね。カメラが捉えた映像をスマートフォンで見ながら歯磨きをすれば、磨き残しがなくなるというわけです。

歯周病は、高血圧や糖尿病と大きな関わりを持っていることが知られています。また、歯磨きを丁寧におこなえば、自分の歯を残せる可能性が高くなります。歯っぴ~は歯磨きを支援することによって、高齢者の健康をサポートするプロダクトなんですね。
また、歯の状態を記録して歯科の受診を促す機能や、一定期間歯磨きがされない場合に家族に通知する機能が付加されるとのこと。押しつけがましさのない見守り、いいと思います!

高齢者がメインターゲットのようですが、子供向けとしてもよさそうですね。「歯垢モンスターをやっつける」ゲームにして、スマートミラーと一緒に売り出すというのはいかがでしょう?

はだちず(LosCaracoles

GIS(地理情報システム)を利用した木製3D地図「はだちず」は、主に教育分野での利用が期待されています。開発者の黒川さんによると、はだちずは情報を絞りこむ「引き算」で作られた地図。高低差が一目瞭然で、博物館などにあるジオラマと比べて、その土地の特徴を捉えやすいのだとか。


たとえば、こちらは渋谷周辺の3D地図。渋谷駅があるのは、中央付近です。これを見ると、「渋谷って本当に“谷”だったんだ」と思いませんか? 坂が多いのも納得ですね。

Trac(primesap株式会社

Tracはきわめて精度の高い動作測定によって身体の状態を数値化・解析し、「健康を最適化」するシステムです。アスリートの怪我を防ぎ、最大のパフォーマンスを引きだしたり、フィールドワーカー(作業員)の作業性や安全性を向上させたり、また、リハビリや高齢者の健康維持にも活用できるとのことでした。

iGym(iGym

ユーザーの筋力データを取得し、それを基に適切な負荷で安全に筋力トレーニングをおこなうことができる、コンパクトなトレーニング器具。何種類ものトレーニングが可能で、屈筋と伸筋を同時に鍛えられる優れものです。高齢者のロコモ予防に効果が期待されますし、ISSにおける宇宙飛行士の筋力低下を防ぐトレーニング器具として、JAXAに提案されてもいるそうです。

Smart Trade(Smart Trade

人工知能を活用した株式投資アルゴリズムのプラットフォームサービスです。金融機関のプロに頼らずとも、スマートフォンアプリを使って低コストでDIY投資がおこなえるとのこと。個人投資も、AIの支援がなくては立ちゆかない時代がやってきそうな気配を感じますね。

HMD 専用拡張アタッチメント(株式会社 輝輝技研

「ヘッドマウントディスプレイを使う姿が美しく」なる、オペラグラス風のハンドグリップなど。より快適にVR機器を使用するためのアタッチメントです。

 

多くのメディアや投資家が詰めかけ、熱気にあふれた発表展示会となったDMM.make AKIBA Open Challenge 2 Demo Day。後編では、リアルなヒューマノイドで「瞬間移動」を可能にするテレポーターを詳しくレポートします。

 

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