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地下鉄の安全は私たちが守る! メトロ・モスクワのロボットたち

2017.03.10  | 
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irbis
 

3月8日は国際婦人デー。ロシアではこの日、女性に花を贈る習慣があります。
モスクワの地下鉄コムソモリスカヤ駅でも、国際婦人デーを祝う式典が行われました。

女性代表に花束贈呈と吹奏楽演奏

レスキューロボット・テオドル

女性にチューリップの花束を手渡しているのは、ロシア非常事態省指揮センターのレスキューロボット、テオドルtEODor)です。

tEODor

名前は、telerob Explosive Ordnance Disposal and observation robot(telerob爆発兵器処理および観測ロボット) から

 

テオドルは、ドイツTELEROB社製の爆発物処理・観測ロボットです。モスクワでは、消防隊員として切迫した火災時の観測を行っています。もともと爆発物処理ロボットですから、地下鉄で人間が触ったら危険かもしれない不審物が発見されたとしても、力強いマニピュレータでポイッとつまみ出してくれそうです。

ロボットアシスタント・メトローシャ

テオドルは国際婦人デーの特別出演。今年はほかに、ロボットアシスタントのメトローシャが何らかの記念日に出演してくれることが決まっています。何の日に登場するかは、まだ秘密だそうです。

 

このメトローシャ、昨年12月には地下鉄モスクワ中央環状線のルジンカ駅で、ジェッド・マロース(直訳すると「極寒爺」、ロシア版サンタクロースのようなおじいさん)と共に、乗客たちに「よい新年を」と挨拶を送っていました。普段はプロスペクト・ミーラ駅の中央オフィスにいて、職員たちの人気者になっているとのことです。

『ロシア24』のニュースより。目の表情が変わります。

モスクワの地下鉄は慣れない人には使いづらい面があるので、メトローシャが各駅に常駐して案内してくれたらいいな、と今から期待しています。

 

メトローシャは人の顔を識別して、知り合った人の名前を記憶し、乗客とジョークを言いあったり、写真を撮ってプリントアウトしてくれたりと、エンターテインメント的要素も合わせ持つようになるとのことです。モスクワの地下鉄は駅ごとに違う造りになっていて、それ自体が観光名所です。そんなプリクラのような機能があったら、メトローシャそのものを目当てに地下鉄を訪れる人も出てくるかもしれませんね。

非常時に備えて

メトローシャには、非常時に乗客にどう行動すべきか助言する機能もあるということです。

 

日本でも地下鉄がテロの標的にされたことがありますが、モスクワの地下鉄でも過去に爆破事件があったので、メトローシャにはそういう時の備えという役割もあるのでしょう。人目ならぬロボットの目があるということで、抑止力になって何も起こらないのが一番いいのですが。

 

ソース・画像:モスクワ市、『タス』通信、TELEROB社,TV『ロシア24』YouTube公式

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