【レポート】うちにロボットが来たよ! (3)ダンスもできるロボット犬、CHiP
2017.02.16 |- WRITER:
- あずさゆみ

DMM.comさんのインタビューに先だって、Palmi、Tapia、CHiP、DOBBYをお借りすることができました。話題の家庭用ロボットに触れ、遊んでみた感想をレポートします。
CHiPは子犬型のロボット。開発元は、香港の玩具メーカーWowWeeです。まずは、こちらの動画をご覧ください。
どう見てもロボット。なのにとっても子犬っぽい
とにかく元気なワンちゃん、という第一印象でした。いきなり走りだしたり、ダンスをはじめたり。その場でくるくるとスピンすることもできます。足が車輪になっているので、機動性が高いんですね。
メカナムホイールであらゆる方向に動けます!
この、足を車輪にしてしまうという潔さ! 当然、本物の犬とはかけ離れているはずですが、なぜかとっても犬っぽいんです。
しぐさのせいでしょうか?
ロボットらしさと子犬らしさが、絶妙のバランスで共存しています。
子どもへのプレゼントとして
DMM.comさんによると、CHiPのユーザーは圧倒的にお子さんが多いそうです。たしかに、元気に走りまわるCHiPは、高齢の方よりお子さんに向いている印象です。
ほかのロボットに比べて手頃な価格なので、ファースト・ロボットによさそうですね。
個性が育っていく
CHiPのしつけは、腕時計のようなスマートバンドを介しておこないます。飼い主(オーナー)がどんな行動を喜ぶのかをCHiPに教えることで、性格が変化していくんです。
好きな名前を付けることもできるので、まさに「うちのペット」としてかわいがることができますね。
CHiPは、スマートバンドをつけている人を飼い主と認識します。スマートバンドをつけて部屋に入ると、CHiPが寄ってくる。これがまたかわいいんです! 甘えられると、愛着が湧きますよね。
CHiPへの命令はこのスマートバンドでおこなうほか、音声認識で「おすわり」や「ふせ」をさせることも可能です。スマートフォンのアプリでもスマートバンドと同じような命令が出せますし、コンディション(お腹が空いていないか、機嫌はどうか)をチェックしたり餌をやったりすることもできます。
犬らしい遊び、ロボットだからこその遊び
犬はボール遊びが大好きですよね。CHiPも、付属のスマートボールを使って「ボール取り(フェッチ)」をします。
CHiPが走る速度は予想以上に速く、とっても楽しい……のですが、集合住宅にお住まいの方は少し注意が必要かもしれません。音の感じ方は人それぞれですが、念のためフローリングよりカーペットの上で遊んだ方がよさそうですね。
CHiPはダンスをしたり、なんとヨガをすることもできます。ダンスをする犬はいるかもしれませんが、ヨガのポーズはロボット犬であるCHiPにしかできないでしょう。ほかにも、ユーザーとの交流を通じて新しい「ワザ」を覚えていくとのこと。なにができるかは、ぜひあなたが確かめてください! 実機に触れることができる販売店は、http://robots.dmm.com/で確認できます。
古来より、犬は人類の最良の友といわれてきました。CHiPもきっと、愛らしく忠実なお友達になってくれることでしょう。
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