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水中調査ロボに踊れる外骨格! まじかる福島イベントレポート・後編

2016.11.08  | 
WRITER:
あずさゆみ
 
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日本一大きな文化祭・まじかる福島2016のイベントレポート後編では、「ロボテスわっしょい秋祭り」に出展されたロボットご紹介します。

水中調査ロボット

最初はロボットノートがもっとも注目した、福島発のロボットです。
日本遮蔽技研株式会社タカワ精密小浜製作所有限会社が福島大学や福島高専などと共同開発している災害時即応型水中狭隘部調査ロボットシステムです。
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津波によって大きな被害がもたらされたあと、命の危険を冒しながら捜索に加わったダイバーをご記憶の方も多いはず。このロボットなら、GPSを使ってルートを設定し、オートパイロットで運用することができますし、人が入りこめない狭い場所に入りこむことも可能です。二次遭難の危険がないというのは、大きなポイントですね。
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水平方向と垂直方向に4組8基のスラスターを装備。きめ細かな機動が可能なのだとか。
往路は光ケーブルを使ったリモートコントロールで、復路は来た往路をそのまま戻ってくるという使い方もできるそうです。

外骨格

お次は会場の注目度ナンバーワン。スケルトロニクス株式会社の外骨格です。
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こちらはロボットではなく外骨格ですね。指は電動モーターで動きますが、あとは人力で動かします。この外骨格、年末の紅白に出演したこともあるエンタテイナーだそうです。デモを見せてくれたスタッフさんによると、40キロの外骨格を動かすのはかなりの重労働で、竹馬を履いて荷物を運ぶような難しさがあるのだとか。この会社では、外骨格でエクストリームスポーツを実現する「スター計画」が進行中だそうです!

Keipu

株式会社アイザックが開発したKeipuです。屋内でより自由に動きまわるための、移乗・移動ロボットだそうです。
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またぐ体勢で乗りこむため、車椅子より容易に移乗できます。乗ったらベルトで腰を固定。操作にはジョイスティックを使用し、その場で旋回することも可能です。施設内の移動などによさそうですね。

マッスルスーツ

なんだか強そうな名前のこちらは、株式会社イノフィスが開発した外骨格型の動作補助装置です。

重量物の持ち上げをサポートする標準モデルと、中腰の状態をつづける場合に負担を軽減してくれる軽作業モデルがあります。
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画像は中腰をサポートする軽作業モデル。スーツ自体の重量は5kg以下で、背負うとあまり重さを感じません。標準モデルも体験させてもらいましたが、ぐいっと引っ張りあげられるように体が起き、重い荷物も一瞬であがりました。

HOMIDO

株式会社クロスデバイスのHOMIDOは、手軽にVRを体験できる360°VRヘッドセットです。360°ビデオを読みこませたスマホをセットすることで、映像の中に入りこむような体験ができます。
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楢葉遠隔技術開発センター(VR体験ツアー)

最後にご紹介するのは、「福島第1原発の中をVRで体験しようツアー」です。こちらは出展ではなく、楢葉遠隔技術開発センターまでバスで移動し、VRシステムで原子炉建屋内を見るという企画でした。センターには、作業員の訓練に使うVRシステムが構築されているんです。

楢葉遠隔技術開発センターの紹介動画はこちら。

福島第一原発の廃炉作業を円滑に進めるため、ロボットを使った遠隔作業などの研究をおこなう楢葉遠隔技術センターは、イノベーション・コースト構想の中核を成す組織のひとつなんですね。

3時間もかかるツアーだったため、残念ながら参加はかないませんでしたが、本当に原子炉建屋内にいるようなリアルなVR体験ができたようです。うーん、見たかった!

まとめ

出展されたロボットの多くが、地元福島の会社が関わっているものでした。イノベーション・コースト構想がますます進展し、地元の企業がもっと元気になるといいですね。

 

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