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医者の腕を磨きます!手術や問診を受ける人間型ロボットたち

2016.10.15  | 
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hi666666
 

医師や歯医師は体メンテナンスのプロ。しかし、誰だっていきなり患者を診ることはできません。実際の治療や手術を通じて、少しずつ技術を磨いていきます。

じつは今、新米医師の「練習用患者」としてロボットが活躍しているんです。

可愛いと評判!歯科患者ロボット「昭和花子2」

 

「昭和花子2」は、昭和大学歯学部で使われている歯科患者ロボットです。歯列モデルや粘膜部を交換することで、様々な症例を再現することができ、歯学部生の実習に一役買っています。

こだわっているのは口の中だけでなく、人間のように舌が動いたり、くしゃみや咳をする機能も。実際の現場で必要となる、右手の脈拍も測定することができます。

 

この昭和花子さん、歯科患者ロボットなのに157㎝のフルボディなんです。これはなぜかというと、実際の現場では女性の体に触れないよう気をつけながら治療しないといけないから。歯科医師ならではの配慮があるんですね。

顔が可愛い!と評判ですが、それもそのはず。この子の顔は、ラブドールで有名なオリエント工業が手がけているのです。

「石乃けい子」と医師のお稽古

岐阜大学医学部には、問診用ロボットがいます。その名も「石乃けい子」(医師の稽古!)さん。石乃さんは神経内科患者の問診のために日々働いています。

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石乃さんが患っているのは、「重症筋無力症」。手が上がらない、力が入らないなど自分の症状を訴えてくるので、その内容や体の動きを見ながら、症状を特定する訓練を行います。

医学書などで症状や病名を学んでいても、実際の患者がその通りの答えをくれるとは限りません。そこで石乃さんと一緒に、どのような質問をしたら病名にたどり着くのか、問診のテクニックを磨くのです。

リアルな臓器に特化した「バイオニックヒューマノイド」

患者ロボットの最先端として「バイオニックヒューマノイド」の研究が進められています。

これは、臓器の柔らかさまでを機械で忠実に再現した、人型ロボットになります。従来、頭部や血管などは患者を使って手術の練習がしづらく、動物実験で代用するなどの方法を採っていました。しかし、バイオニックヒューマノイドを使えば、リアルな人間の脳や血管を再現することができ、これにより手術の練習をすることができるのです。平成28年現在では頭部の開発が進められており、平成31年から商業化する予定になっています。

 

医学の進歩というと手術ロボットに着目しがちですが、患者ロボットによって医師の腕も上がっていくんですね。

 

ソース・画像:Medsafe.net

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