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まるで暗殺教室のあの子!? 子どもの闘病をテレプレゼンスでサポートするこころみ その1

2016.09.14  | 
WRITER:
あずさゆみ
 

大怪我や重い病気の治療のために、長期間の療養を余儀なくされる子どもたちを支えるプロジェクトをご紹介します。
学校は子どもにとって、生活のなかで大きなウェイトを占めています。子どもの生活圏、そして人間関係は学校を介して成りたっていますから、長期にわたって学校から切り離されることは、社会から切り離されるようなものでしょう。

 

今回ご紹介するのは、療養中の子どもをテレプレゼンスで学校と結ぶこころみです。

テレプレゼンス=telepresenceの”tele”は「遠い」という意味の接頭辞、”presence”は「存在、出席」という意味。つまり、離れたところにいるクラスメイトが、あたかも教室にいるようにコミュニケーションができるシステムなんですね。ビデオ会議システムを進化させたもの、と考えればいいでしょうか。

 

こちらが、カリフォルニア大学アーバイン校が開発したテレプレゼンス・ロボットです。

テレプレゼンス・ロボット

テレプレゼンス・ロボット

座っている人と同じくらいの高さに作られているんですね。ロボット上部(というか、頭部?)にディスプレイとカメラを装備。ネットに接続し、双方向ストリーミングでやり取りをします。療養中の生徒は、ノートパソコンを使ってクラスに参加します。発言したいときは、手を挙げる代わりにディスプレイの上にあるライトを点滅させるそう。

 

ところで、このテレプレゼンス・ロボット、『暗殺教室』に登場する自律思考固定砲台(律)みたいじゃありませんか? というか、わたしには律にしか見えません! テレプレゼンス・ロボットの小ぶりで丸みを帯びたボディの方が親しみが持てますし、律が「固定」式なのに対して、こちらのロボットは車輪を使って移動可能ですが。あ、『暗殺教室』をご存じない方は、アニメ公式サイトをチェックしてくださいね。

 

互いの表情を見られるので自然なコミュニケーションができそうですし、それこそ律のようにクラスに溶けこめるんじゃないでしょうか。

学校を離れていても仲間とつながっていられることが、療養の大きな励みにもなるでしょうね。戻ってきても浦島太郎状態にならずに済むのは、とても大きいと思います。

 

《画像ソース》
カリフォルニア大学アーバイン校

 

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