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人材不足解消の切り札、人型ロボット「ネクステージ」

2016.09.07  | 
WRITER:
あずさゆみ
 

樹脂製品を製造する愛知県の岩津化成が、カーエアコン用の樹脂パーツの検査工程に人型ロボットを導入したそうです。

 

 

人型双腕ロボット、「ネクステージ」。なかなかキュートだと思いませんか? 丸みを帯びた頭部にハートがあしらわれた胸、威圧感がなくて親しみの持てるデザインですね。

ネクステージ

ネクステージ

ネクステージが導入されたのは、カーエアコンのフィルターカバーの検査工程です。岩津化成ではこれまで、成型後のパーツを社内用の箱に詰めて検査工程に回し、検査に通った製品を出荷用の箱に詰め替えていました。ネクステージは12秒にひとつのペースで、ベルトコンベヤーを流れる部品の形状を検査して出荷用の箱に詰めることが可能で、検査と箱詰めに要する時間が大幅に短縮できたとのこと。今後、組み立てラインの一部にも導入を検討するそうです。

 

 

ところでこのネクステージ、どうして人型にする必要があったんでしょうね? 元々は人が入っていたラインに、投入されるからでしょうか?
人間が作業することを前提に設計された組み立てや検査のラインをそのまま使うのであれば、ロボットも人型にしたほうがいいのでしょうね。ロボットに不具合が出たときには、人が作業を代行することもできるわけですし。

深刻な人手不足を解消するために、導入されたという人型ロボット。ですが、そのまま人間にとってかわることができるロボットの登場に、危機感を覚えた方もいらっしゃるかもしれませんね。ロボットには残業手当も深夜手当ても不要。疲労せず、もちろんサボることもなく、黙々と仕事をこなすロボットのほうが、単純作業には向いているでしょう。「テクノ失業」という言葉が、いよいよ現実味を帯びてきたように感じます。

もっとも、これは単純作業だけの話ではありません。AIの発達によって、今後10年で消えるだろうと予測されている職種の多いこと! わたしたちとしては、人間にしかできない仕事を創っていくしかないのでしょうね。

《画像ソース》

日刊工業新聞
ニュースイッチ・日刊工業新聞

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