利き酒する人工知能アプリが登場!「AI利き酒師」
2016.08.18 |- WRITER:
- tamago
人工知能が利き酒?伊勢丹新宿本店にて「AI利き酒師」を開始
ついにAIが味覚を理解したのか? と、驚きましたが少し違うようです。
カラフル・ボード株式会社と株式会社三越伊勢丹ホールディングスが”感性を学習するパーソナル人工知能”「SENCY」を活用した食の人工知能プロジェクトの1つなんです。
これからご紹介しますが ”AIが日本酒のテイスティングをする” というわけではようです。
「SENCY」とは?
カラフル・ボード株式会社が提供している利用者の感性を学習してファッションアイテムをコーディネートしてくれる1人1台の人工知能アプリです。
利用者の好みをインプットしていくことで「SENCY」がどんどんあなた好みのスタイリストになってくれるんです。
じゃあ「AI利き酒師」って何してくれるの?
「AI利き酒師」は伊勢丹新宿本店にて、2016年8月24日より開始されるサービスです。
利き酒師とはワインでいうソムリエのことで、いうなれば日本酒ソムリエといったところでしょうか。
なのでAIがお酒をテイスティングするわけではなく、利用者の味覚を学習してオススメの日本酒を提案してくれるのがこの「AI利き酒師」です。
このサービスは、まず利用者が3本の日本酒を試飲していきます。
どのように感じたかを「SENCY」にインプットすると、利用者の好みを解析して専用の人工知能が作成されます。さらにはその時の気分に合わせた食べ合わせも学習してくれるそうです。
すると、「AI利き酒師」が売れ筋30本の日本酒から利用者の味覚に合わせた最適な1本をセレクトしてくれるというわけです。
日本酒好きな方はぜひ「AI利き酒師」の実力を体感してみてください。
9月14日からはワインの人工知能接客「AIソムリエ」も開始されるらしいです。
これも楽しみですね!
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