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小さいキリンみたいな家庭用ロボット!ボストン・ダイナミクス社のスポットミニ

2016.08.06  | 
WRITER:
石井妙子
 

「キモかわいい」で話題を集めた犬型四本脚ロボットビッグドッグで知られる、アメリカのボストン・ダイナミクス社が新しいロボットを発表しました。

見た目はキリン?家庭用に作られたロボット

カシャカシャと動く4本足に折り畳める長い首、その先には小さな頭と虚ろな目……。小さなキリンのようなこのロボットの名は「スポットミニ(SpotMini)」。先日、ロボットノートの「へんてこロボット博士」に着任したお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんも、最近興味があるロボットとして「あの、何回転んでも起き上がるロボット」と例に挙げていました。

 

軍事ロボットの印象が強かったボストン・ダイナミクスですが、「スポットミニ」は、どうやら家庭用ロボットとして考えられている様子。同社の従来ロボットのように転んでも起き上がるのはもちろん、意外に長い首を伸ばして洗い物を食洗機に入れたりゴミを捨てたり、さらに家族にビールを差し出したりと、なかなかかわいいやつなのです。

色々なシーンに対応、しかも動作が静か

同社の記述によれば、スポットミニは以前発表した高性能四足歩行ロボット「スポット」の小型版。胴体の重量は55ポンド(25キロ)、アームを含めると65ポンド(29.5キロ)です。完全な電気駆動で、電池の持ちは90分。同社ロボットの中で、最も静かだそうです。確かに、やかましすぎて陸軍から不採用宣告を突きつけられた「ビッグドッグ」を思うと、とっても静か!!

 

スポットミニは、深度カメラ、固定ジャイロスコープ(IMU)、固有受容センサーなどのセンサーが、ナビゲーションとモバイル・マニピュレーション(ロボット用に調整されていない自然な環境下における複合的な手作業を、時には人と協調して行うこと)をサポートしています。……つまりは、その場その場で状況を判断してチャキチャキ動くということ。

缶ビールを渡してくれ……るけど、タイミングの加減が難しそう?

缶ビールを渡してくれ……るけど、タイミングの加減が難しそう?

タスクは自律的に行えるものもありますが、高レベルでの人間のガイダンスを要するとのこと。アメリカの電気工学技術の学会誌『IEEEスペクトラム』の観察によると、先ほど紹介した動画での動きの大部分が人間の操作によるものです。ただし「頭部を固定して胴体を動かしているのは自律的ではないか」とのこと。

 

ボストン・ダイナミクス社は現在グーグル傘下ですが、今後グーグルを離れ、自動運転に力を入れるトヨタに買収されるという情報が取り沙汰されています。つまりボストン・ダイナミクスが家庭用ロボットを作るとなれば、日本の家庭にも、この不思議なキリン型ロボットが現れるのかも? できればその日までに、もうちょっと愛らしくて表情豊かな顔を身につけてほしい……と思うのはわがままなのでしょうか。

 

ソース・画像:robotnews.net

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