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さようなら、やかましい四つ足ロボットLS3

2016.01.07  | 
WRITER:
石井妙子
 

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とりあえず大きい。そしてやかましい、動きが怖い・・・。

「キモかわいい」と一部で人気(?)だったGoogle (ボストンダイナミクス) の四つ足ロボットLS3、通称 BigDogが2015年末、評価試験を受けていた米陸軍から不採用を通知されました。最大の理由は、いかんせんエンジン音がうるさく状況によっては部隊の位置を敵に教えてしまうこと。それは確かに致命的・・・。

BigDogの初期段階、初めて四つ足ロボットが登場したのは2008年のこと。その後、2010年にDARPA(アメリカ国防高等研究計画局)から3200万ドル(約38億円)の資金を得たプロジェクトに発展。車輪では到達できない地形での運搬用、歩兵と共に移動して負荷を下げる荷役ロボとして、軍での採用に向けた試験が続けられてきました。

しかしついに「将来性がない」と米国軍が手を引き、開発終了

BigDog は200kg近い荷物を載せて24時間連続稼動し、30km以上を踏破できるよう、充電池ではなくガソリンエンジンを搭載しています。これがやかましさの原因。騒音のほかにも、フィールドで故障した場合に修理が困難な点、伝統的な海兵隊のパトロール任務と統合することの難しさなども挙がっています。

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小型化やヒューマノイド型が目立つロボット界において、ガチャガチャやかましくて巨大で、どこか不器用なBigDogは、愛すべき存在でしたね。ありがとう、さようなら。

ソース:ギズモード・ジャパンengadget日本版

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