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ロボットがピザを焼く!宅配ピザのスタートアップ「Zume」

2016.07.20  | 
WRITER:
石井妙子
 

1960年にアメリカで誕生した宅配ピザは、今や生活に欠かせないものになりました。アメリカの宅配ピザ業界も日本同様、ドミノ・ピザやピザハットなどの大手チェーンが多数を占めています。そんななか、あるスタートアップが注目を集めています。コンセプトはずばり「ロボットが作るピザ」。

ロボットが作ったとは思えないおいしそうなピザ

ロボットが作ったとは思えないおいしそうなピザ

「我々は食事配達業界でAmazonのような存在になりたいと思っています」と設立者のAlex Garden氏

 

約743平方メートルにも及ぶオフィスにあるキッチンには、ピザを作るロボットがずらり。

ピザロボット3

利用者はスマートフォンのアプリからピザを注文します。注文が同社のキッチンのタブレットに届くと、まずキッチンスタッフが丸めたピザ生地を手にとって機械にセッティング。すぐに丸く平べったい形に伸ばされます。

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ピザ生地にソースを載せる作業は専用ロボット「Marta」の担当。アームをクモのように動かし、ピザ生地の上に載せられたソースを2秒以内にさっと塗り広げます。興味深いのが、いかにもロボットがやったようにきっちり塗るのではなく、まるで職人の手で塗ったかのように仕上がること。

ピザロボット8ピザロボット7

トッピングは人間の担当。それが済むと、別のロボット「Bruno」がピザをやさしく持ち上げてオーブンに入れ、焼きます。

ピザロボット9

Zumeの広大なオフィスにはロボットを製作するスペースもあり、創業者のGarden氏自らエンジニアたちと協力しながらロボットを製作しています。オフィススペースではエンジニア、デザイナー、プロダクトマネージャーたち合計12人が働いているそう。

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さらに!Zumeはピザ調理設備を備えた配達用トラックも所有しています。合計56台ものオーブンを搭載し、配達先の家に到着予想時刻の3分15秒前に自動的に調理スタート。移動中に焼き上げるので、できたてのピザを届けることができるのです。

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ただし、実際にピザを焼きながら配達するにはサンタクララ郡の衛生局の許可が必要なため、このトラックは現在使われていません。Zumeは「ピザ宅配業界をロボットで支配するという野心を秘めている」と語り、衛生局の許可を得て2016年8月には配達用トラックの中でピザを調理しながら宅配したいと考えています。

 

ソース・画像:Bloomberg TechnologyGIGAZINE

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