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CES 2021で日本発スタートアップのロボット「MOFLIN」がBest of Innovation Awardを受賞

2021.01.15  | 
WRITER:
haruka
 

2021年1月11日~14日にオンラインで開催された世界最大規模のテクノロジー見本市『CES 2021』。各国からさまざまな企業が出展するなか、ロボティクスに関する最高評価を得たのは日本発のスタートアップ企業でした。

モフモフなロボットが最高評価を受賞

CES 2021のロボティクスカテゴリーにおいて、日本のハードウェア・スタートアップ企業であるVanguard Industries株式会社のAIペット型ロボット『MOFLIN(もふりん)』が、最高評価の「Best of Innovation Award」を受賞しました!

(出典:Vanguard Industries株式会社 Youtube公式チャンネル

2016年6月創業の同社は、産官学の連携(オープン・イノベーション)による日本版メーカーズ・ムーブメントによるインパクトの創出を目指している企業です。

新規事業を創出する独自の「ベンチャービルダー」のプラクティスにより、日本の大手企業、中小製造企業、大学等の研究機関との連携によるプロジェクトを展開しています。モノづくりとクリエイティブの統合によるイノベーションの実現と日本のモノづくり産業界への貢献によるインパクトの創出をミッションとしています。

 

(出典:Vanguard Industries株式会|日本発のハードウェア・スタートアップ『Vanguard Industries株式会社』、世界最大規模のテクノロジー見本市CES 2021において「ベスト・オブ・イノベーション」賞を受賞

同社は2019年11月、ポルトガルのリスボンで開催された世界最大級のテクノロジーカンファレンス『Web Summit 2019』でMOFLINのコンセプトを初めて発表しました。プロトタイプのデモンストレーションでは業界関係者より大きな反響を得たそうです。

 

MOFLINは2020年夏、クラウドファンディングサービス『Kickstarter』にて6,400万円を超える支援を集めています。これは同サービスのロボットカテゴリーにおいて歴代トップ10に該当する実績だといいます!(2021年1月11日現在・同日の円換算での評価)

2021年春の出荷に向けて開発を進めており、体験型店舗「b8ta Tokyo – Yurakucho」で実際に体験することができます。

見た目も鳴き声も可愛いMOFLIN

MOFLINは、カシオ計算機株式会社が企画、開発した技術、ノウハウを活用して開発しているロボットです。

 

うさぎのようなチンチラのような、手乗りサイズのMOFLINはまるで本物のいきもののようです。あたたかい毛皮、可愛らしい鳴き声や仕草もたくさんの人を虜にするでしょう。

巣箱のようなワイヤレス充電器に置くだけで充電でき、充電して寝ている間も可愛い音や小さな反応をしてくれるのだとか。かわいい・・・!

MOFLINの″いきものらしさ″は、いきものが持っている感情的な特徴や、個性・成長を独自のAIによってモデル化したことで生み出されました。

各種のセンサーを知覚とした動作の組み合わせによって様々に生まれる無数の反応は状況によって変化していきます。それは実際のいきものとしてペットと飼い主との関係にある一連のインタラクションであり、コミュニケーションにおける接点(タッチポイント)となります。

 

(出典:Vanguard Industries株式会|日本発のハードウェア・スタートアップ『Vanguard Industries株式会社』、世界最大規模のテクノロジー見本市CES 2021において「ベスト・オブ・イノベーション」賞を受賞

MOFLINはシンプルなユーザ・エクスペリエンスを実現していることから、「年代や年齢層に関わらず日常の様々なシーンにおいて、人々を癒し、愛着を感じられるパートナー」になるとしています。

 

今回の出展および受賞を受け、同社の代表取締役・山中聖彦氏は次のようにコメントしています。

この度のMOFLIN(もふりん)のKickstarterでのクラウドファンディングの成功、CES2021への出展、ならびに「Best of Innovation Award」の受賞をとても嬉しく思っております。日常の生活で活躍する独自のコンセプト、価値の体現を目指すMOFLINが世界中から多くの支援を頂いてプロジェクトとして実現し、このような大変大きな評価を頂くまでに至ることができたことに、とても大きな可能性を感じています。多くの方々からのご期待、フィードバックを取り入れ、プロジェクトとしていっそうの展開を目指してまいります。

 

(出典:Vanguard Industries株式会|日本発のハードウェア・スタートアップ『Vanguard Industries株式会社』、世界最大規模のテクノロジー見本市CES 2021において「ベスト・オブ・イノベーション」賞を受賞

また、ベータ・ジャパン合同会社のカントリーマネージャー・北川卓司氏は「MOFLINはb8ta店頭での露出のみでなく、店舗を取材するメディアに多くピックアップされ、MOFLINをお目当てにb8ta Tokyo – Yurakucho店舗に来られるお客様が絶えないほど大人気でした」とコメントしています。

 

ただ可愛いだけじゃない、たくさんのテクノロジーが詰め込まれたMOFLIN。今後の展開に注目です!

 

(出典:Vanguard Industries株式会|日本発のハードウェア・スタートアップ『Vanguard Industries株式会社』、世界最大規模のテクノロジー見本市CES 2021において「ベスト・オブ・イノベーション」賞を受賞日本発のハードウェア・スタートアップ『Vanguard Industries株式会社』が米国クラウドファンディングkickstarterでAIペット型ロボット『MOFLIN』のキャンペーンを開始!Kickstarter|MOFLIN | An AI Pet Robot with Emotional Capabilities

子供の教育・成長に役立つロボット

CES 2021のロボティクスカテゴリーでは、4企業がイノベーション賞「Honoree」を受賞しています。

 

そのうちのひとつ、Embodied社のコンパニオンロボット『Moxie』は、日々の遊びをベースとした学習と、自動発達と教育の専門家が共同開発した魅力的なコンテンツを通じて、子供たちが社会的・情緒的・認知的なスキルを身に着けるのを支援します。

(出典:Embodied, Inc. Youtube公式チャンネル

Moxieは技術者、神経科学者、子供の発達の専門家、創造的なストーリーテラーのベテランチームによって開発され、最新のテクノロジーで設計されています。

表情豊かで、それに合わせた仕草も自然ですよね。子供たちの良きパートナーとして活躍してくれそうです。

 

(出典:Embodied, Inc.、CES|CES 2021 Innovation AwardsMoxie By Embodied, Inc.

 

CES 2021には、2020年11月にドローン事業始動を発表し話題を集めたソニーも出展しています。

Airpeakの機体が初公開!

ソニーは「未来を再定義するテクノロジー」をテーマに出展しました。リアリティ・リアルタイム・リモートを追求する「3Rテクノロジー」を用いた12のトピックスを紹介し、この中でAirpeakの機体が初公開されました。

 

Airpeakは2021年春、第一弾としてプロフェッショナル映像制作領域へ向けた事業を展開します。

公開されたメイキング映像は、2020年12月からオーストラリアにて技術検証として公道走行を開始した『VISION-S』の様子を空撮したものです。機体にはフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7S III」を搭載しています。

(出典:Sony Youtube公式チャンネル

映像制作クリエイターの創造力を余すことなく支援するため、ペイロードにはフルサイズミラーレス一眼カメラαを搭載可能としており高画質空撮映像を実現します。フルサイズミラーレス一眼カメラα搭載可能機体として業界最小クラスとなるAirpeakはダイナミックな撮影や緻密で安定した飛行を可能とし、新たな表現の可能性を追求しながらエンタテインメント市場への貢献を目指します。

 

(出典:ソニー株式会社|Airpeakの機体を初公開

ソニーのドローン事業参入を聞いたとき、一体どんな機体になるのだろうと気になっていました。安定感のある飛行ができスムーズな撮影を実現してくれるでしょう。

 

(出典:ソニー株式会社|CES 2021についてAirpeakの機体を初公開Airpeak

 

2020年は世の中が大きく変化し、これに伴ってテクノロジーもどんどん発展したように感じます。

CES 2021にはロボティクス、ウェアラブルデバイス、VR・AR、ヘルス・ウェルネスなど非常に多くのカテゴリーで魅力的なテクノロジーが出展しました。未来にはどんなテクノロジーが待っているのか、それらが私たちにどんな影響を与えてくれるのか楽しみですね。

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