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世界初のロボットベッド21年末に発売?!使うごとに睡眠の質が上がっていく「Bexx」

2020.11.25  | 
WRITER:
haruka
 

ベッドはなにより寝心地が重要ですが、実際に寝てみないことには使い心地がわからないのが現実。家具屋に行って寝転んでみたり、最近は通販のみで展開しているブランドもあるのでクチコミで選ぶ人もいるでしょう。

ひとりひとり寝相が違うため「この寝相の人にはコレ!」と言い切れないベッドですが、こうした問題を一気に解決してくれそうなベッドが2021年末に販売を予定しています!

自在に変形するロボットベッド

Ax Robotix株式会社は、2021年末のローンチを目指して世界初の変形し成長するベッド『Bexx』を開発中です!

 

2019年4月に創業したAx Robotixは「快眠のその先へ」をコンセプトに、人類の進歩を加速させるロボットベッドを開発するエンジニア集団です。

代表取締役社長の川村裕一氏はスマートロック『Akerun』を含め複数の試作プロダクト開発に携わり、取締役の松丸伸之氏はTV・レコーダー・車の半導体のソフトウェアエンジニアとして従事していたそうです。

 

『Bexx』は新機軸の変形構造とビッグデータを活用した睡眠ケアで、ひとりひとりの理想の睡眠を実現する全く新しいタイプの寝具だといいます。疲労回復のさらに先にある″人間の活力を呼び起こす眠り″の実現を目指しています。

我々の実現したい未来は、眠りの質を今までにないレベルまで引き上げることです。
眠らない人はいません。
もしも、世界中の人達の眠りの質が1%でも向上したらどうなるでしょう?
日中のパフォーマンスが上がり、仕事の効率もそれに引っ張られ上がるはずです。
そうなれば人類の進歩する速度も同時に加速するのではないでしょうか?
未解明の病気の治療法・新薬の開発、新たな製品の開発、宇宙開発、トップアスリート達の未踏の記録への挑戦。
もっと身近なところでは日々の残業時間の短縮、疲れの軽減など。
それら全てに貢献できる革新的な製品・サービスを生み出すのが我々のミッションです。

 

(出典:Ax Robotix株式会社

従来のベッド(マットレス)は、購入後に体重の負荷により徐々に劣化するため常にベストな状態を保つことは困難であるという課題がありました。

同社は、「″もっと精力的に働きたいのにコンディションの良し悪しに振り回されて悔しい思いをしている人″を救いたい」との思いから、この課題に対しベッドを自在に変形するようロボット化することで、毎日の睡眠の質を観測・向上させるソリューションを提供します。

 

睡眠の質を計測するIoTセンサと専用アプリを利用し、使うほどにユーザーの日々の睡眠の質、体調、体重増減などのデータを学習し、その瞬間に最適な形状をとり続けるといいます。

横寝や仰向け寝、入眠時や熟睡時それぞれに最適と判断した形状に変化することで「睡眠の質を従来の常識以上に引き上げる」ことができるそうです!

同社は「人類の進歩を牽引するために寝る人すべてのパフォーマンスを更に一段引き上げ、社会の発展に貢献してまいります」とコメントしています。

また同社は2020年11月24日、ライフタイムベンチャーズとインキュベイトファンドを引受先とする第三者割当増資で約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。『Bexx』に必要な開発メンバーの採用強化を行うといいます。

インキュベイトファンド代表パートナー・和田圭祐氏は、Ax Robotixの取り組みに対して「同社の掲げる「ロボティクスの力で人類の進歩を加速させる」というビジョンに大きく寄与する社会的意義の大きな挑戦」と考えているとコメントしています。

 

(出典:Ax Robotix株式会社|AI・IoT・ロボット技術を用いてオートフィッティングベッドを開発するAx Robotixが約1億円の資金調達を実施Ax Robotix株式会社

 

人生の3分の1を占めると言われる睡眠は、人間にとって欠かすことのできない大切なものです。健康維持はもちろん、日々活動的に過ごすためしっかり寝て身体や脳の疲れを取らなくてはいけません。

常識以上の睡眠に引き上げ、その人に合った睡眠を提供してくれるロボットベッドの販売が待ち遠しいですね!

 

AIやセンサーを組み合わせて快適な眠りを実現するベッドは少しずつ増えています。美容機器『ReFa』や筋トレをサポートする『SIXPAD』を手掛ける株式会社MTGもこれに取り組む企業のひとつです。

動きと温度で睡眠をサポート

MTGは2020年1月に新ブランド『NEWPEACE』を発表し、第一弾の製品として「NEWPEACE AI Motion Mattress」を2月3日より一般発売しました。同社が独自開発したAIテクノロジーにより動きと温度コントロールして理想の睡眠を提供します。

(出典:MTG YouTube公式チャンネル

眠ってから目覚めるまでの一連のプロセスにアプローチし、あなたの理想の眠りへ導くプログラム。あなたは「ただ横になるだけ」で、あなたに合った独自の「動き」と、「温度」によって気持ちよく眠らせてくれ、気持ちよく起こしてくれます。さらにスマートセンシングで取得した、あなたの睡眠データから、よりよい睡眠のサポートまでしてくれます。

 

(出典:NEWPEACE|AIで、新しい理想の眠りへ

寝転ぶだけで理想的な眠りをサポートしてくれるって嬉しいですよね。アプリでは「睡眠レポート」を見ることができ、AIの″睡眠トレーナー″からどんな睡眠状態だったかを知れるコメントももらえるようです。

 

(出典:株式会社MTG|『NEWPEACE』メディア向けの説明会、体験会を実施『NEWPEACE AI Motion Mattress』2020年2月3日(月)発売開始NEWPEACE

 

ここまでロボットベッドやマットレスに注目しましたが、もうちょっと手軽なスリープテックがいいなという方は、抱き枕のようなソフトロボットはいかがでしょうか。

快眠に導くソフトロボット

オランダのSomnox(ソムノックス)は、抱き枕のようにして一緒に寝るソフトロボット『Somnoxスリープロボット』を開発しています。

(出典:Somnox Sleep YouTube公式チャンネル

このロボットはまるで呼吸しているかのように膨らんだり縮んだりしていて、抱いて寝ると呼吸リズムが無意識のうちに整って心拍が落ち着き、眠りやすいリラックスした体に導いてくれるといいます。オリジナルのセラピーサウンドを流すこともでき眠りに最適な環境も整えられます。
オランダの老舗寝具メーカーと共同開発した肌触りの良い生地を使っていて、ぬいぐるみのような抱き心地で安心感を与えてくれるのだとか。クッションくらいの大きさも寝るのにちょうど良さそうですね!

 

(出典:ウェザリージャパン株式会社|未来のヘルステック〜ロボットと寝る快眠グッズ登場!抱いて寝るだけで睡眠の質改善「Somnoxスリープロボット」本体内蔵CO2センサーが呼吸リズム測定、呼吸に合わせた動き&セラピーサウンドで快眠サポート

 

このように一般向けのスリープテックがあるほか、睡眠に関する研究がしやすくなるように、あるスタートアップはこんなサービスの提供を始めています。

臨床レベルの検査精度をあらゆる場所で可能に

筑波大学発のスタートアップ企業として2017年10月に発足した株式会社S’UIMINは、誰でも簡単に場所を選ばず高精度な測定ができる睡眠計測サービス『InSomnograf®』を開発しました。

ウェアラブルデバイスとAIの活用で、自宅などあらゆる場所で臨床レベルの測定が可能です。2020年9月1日より睡眠に関する研究開発を行う企業や研究機関向けに提供を開始しています。

「世界中の睡眠に悩む人々にとっての希望の光となる」をビジョンに掲げる同社は、睡眠障害を正しく診断することで効果的な予防、診断および治療を可能とし、一人ひとりが睡眠で悩むことなく幸せに生活を営める社会を実現することを目指しています。

 

同社によると、睡眠関連の研究や製品開発ではアンケートや活動量計などが用いられてきたものの、対象者の主観的な評価に基づくため試行ごとのバラつきや個人差の大きな結果から明確な結論が出しにくかったといいます。

また、臨床レベルの睡眠計測には脳波等の生体電位を測定する″PSG検査″が用いられるそうですが、検査入院が必要なことやセンサーの装着など負担も大きく日常の睡眠状態を把握できないなど、さまざまな課題があるようです。

 

同社はこうした状況を踏まえ、PSG検査と同等の精度で脳波データを取得できるウェアラブルデバイスと、熟練の臨床検査技師並みの精度のAI解析システムをそれぞれ開発し、これを『InSomnograf®』として提供しています。

同サービスの睡眠計測は、アメリカ睡眠学会が提唱する睡眠ステージ判定を忠実に再現でき、20種類以上の睡眠指標を自動的に算出できるため「睡眠に関連する製品の研究開発やマーケット戦略のための製品評価を効率的に高い再現性」で進められるそうです。

プロトタイプ機はPSG検査と遜色ない精度での睡眠計測が可能であることを確認できており、ウェアラブルデバイスの装着も簡単で大幅な侵襲性の低下と操作性の改善を実現しています。

 

(出典:株式会社S’UIMIN|睡眠計測サービス「InSomnograf®」を、研究機関・企業向けに提供 ~専用デバイスとAIで、自宅等での臨床レベル測定を実現~

 

寝る前にリラックスできる音楽をかけたり、アロマを焚いてみたり、部屋を暗くしたりと、快適に眠れる空間を作っている人もいるでしょう。それでも、睡眠時間が限られたりなかなか寝付けなかったりすることもあると思います。睡眠について調べてみるとこんな調査結果がありました。

働き盛りの人に″不眠症の疑いあり″

寝具メーカーである西川株式会社の社内研究機関・日本睡眠科学研究所が1万人を対象に行った2020年の調査によると、全体の49.1%が「不眠症の疑いが高い」という結果になりました。年代別で見ると20代が59.2%、30代が59.6%となり、「20代・30代と働き盛りの睡眠改善の必要性が高いことが窺える」とコメントしています。40代も55.7%と高いですね。

(出典:西川株式会社|9月3日睡眠の日に『西川 睡眠白書 2020』発表!

 

今回紹介した以外にもイヤホンやアイマスクのようなデバイス、アプリなど多種多様なスリープテックがあります。睡眠の質を上げて疲れの残らないよう身体のケアをしてみてはいかがでしょうか。

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