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駅で、おうちで。ロボットと共に生きる時代へ!

2020.07.30  | 
WRITER:
haruka
 

このところAI・ロボット・宇宙に関するニュースをよく耳にするようになり、近未来的だと感じる方も多いのではないかと思います。実際に、私たちの生活に密接に関わる場所でロボットが活躍することが増えてきました。それだけでなく、一緒に暮らすこともできるんです!

感染症対策、運搬も任せて!

JR東日本は2020年7月27日、高輪ゲートウェイ駅にてロボットを使った実証実験を発表しました。
2020年3月に開業したばかりの同駅は、山手線で49年ぶりの新駅開業ということに加え、無人AI決済店舗やロボットが案内・掃除を担うなどAIを活用しているという点も大きな話題となりましたね。

そんな同駅で今回披露されたのは自律移動型の消毒作業ロボットです!このロボットは3タイプあり、駅構内を自律的に移動したり利用客の手に触れる場所の消毒ができます。将来的には車両内での消毒作業も検討しているといいます。

感染症対策は今後、必要不可欠なものとなるでしょう。利用客が安心・安全に駅を利用できることはもちろん、ロボットが担ってくれることでスタッフの感染防止や作業負担を減らすことができそうですね。

(出典:ANNnewsCH Youtube公式チャンネル

また、手荷物の搬送や軽食・飲料の搬送を行う自律移動型ロボットパーソナルモビリティの実証実験も行います。パーソナルモビリティは駅改札外の2・3階に開設する「Partner Base Takanawa Gateway Station」にて移動する際に利用できるもので、3輪車型の立ち乗りタイプ自動停止機能などを備えた車いすタイプがあります。

 

(出典:高輪ゲートウェイ駅におけるロボットの活用について高輪ゲートウェイ駅構内店舗 2020年3月23日(月)開業!~これまでにないエキナカ店舗の誕生~

″遠隔操作″で新しいオペレーションを

2020年6月、ローソンとファミリーマートの一部店舗にて商品陳列業務をロボットが担うことが発表されました。導入されるのは、ロボティクス企業のTelexistence(テレイグジスタンス)が開発した『Model-T』です。

小顔でスマートなフォルムのModel-T、かっこいい!

 

同社は、ロボットが自動車や総合電機メーカーの工場内でしか普及していない現状を変えたいと考え、小売業界におけるAugmented Workforce Platform(拡張労働基盤/AWP)の構築を可能にする『Model-T』で、より人間の生活領域に近い場所に廉価で普及させることを目指しています。

(出典:Telexistence Inc. YouTube公式チャンネル

『Model-T』は自由度の高い関節を持ち人間のように作業が行えることから、店舗環境の改修を最小限に抑えられるといいます。ロボット側のカメラから操縦者側のディスプレイに表示されるまでのEnd-to-End遅延は業界最高水準を実現し、視覚と身体感覚との操作のずれをほぼ感じることがないそうです。さらに、小売業の多種多様な形状の商品を把握するのに特化したロボットハンドを開発しており、商品ごとのロボットハンドの取り替えも不要です。

 

ローソンは2020年9月にオープンする「ローソン Model T 東京ポートシティ竹芝店」で、ファミリーマートは2020年夏を目途に都内店舗にてロボットを導入を開始する予定です。Telexistenceは今後、コンビニの多店舗展開と並行し国内外のスーパーマーケットなどへの導入を推進していくといいます。

 

(出典:小売業界におけるAugmented Workforce Platform (拡張労働基盤)の実現に向けて、半自律型遠隔操作ロボット『Model-T』を開発ロボットが商品を陳列する店舗がオープンTelexistence、ファミリーマートとロボットの遠隔操作技術を活用した店舗運営システム構築に向け協業

あなたの″分身″がお店で接客

自分の″分身″となってくれるロボットにより、店舗にいなくてもレジ業務が行えるようになるかもしれません。

モスバーガー大崎店では2020年7月27日から8月下旬まで、オリィ研究所が開発した分身ロボット『OriHime』を導入し、遠隔で注文などのコミュニケーションを取る実証実験が始まりました。

Orihimeは「子育てや介護、身体障がいなどの社会的ハンディキャップにより外出困難な人の分身」となって、人と人のコミュニケーションを可能にするといいます。今回の実証実験では、会話をしながら商品を選びたいお客さん向けの「ゆっくりレジ」として稼働し注文を受け、決済は有人レジで行います。将来的には注文から決済まで行えるようにする考えです。

この実証実験の成果をもとに「ドライブスルー注文への応用や、自走式ロボットによる配膳業務などを検討していく計画」で、2020年度内の実験開始を視野に入れています。

 

また、モスフードサービスはこの取り組みについて、17あるSDGsのうち「8.働きがいも経済成長も」「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」「10.人や国の不平等をなくそう」の3つを通じて社会貢献を進めていくとしています。

″誰もがどこからでも働ける″、そんな環境づくりにもロボットは役立っているのですね。

 

(出典:分身ロボットを活用した「ゆっくりレジ」を実験導入遠隔操作でモスバーガーの店員に!外出困難者が分身ロボット「OriHime」を操作しモスバーガー大崎店のスタッフとして接客を行う実験を開始

もはや家族な″癒されるロボット″

人の役に立つことよりも「一緒に楽しむ」「愛でる」ことを目指して開発されたロボットもいます。

 

1999年に登場したSONYの『AIBO』は、日本のペットロボットの代表と言えるでしょう。2014年に修理対応が終了したのち、2015年には合同供養が行われるほど愛されているロボットです。

2017年には新型の『aibo』が誕生し、飼い主向けに情報発信するファンページも設けられるなど根強い人気があります。

(出典:aibo YouTube公式チャンネル

 

2019年には、GROOVE Xが開発した『LOVOT(ラボット)』が発売されました。

LOVEをはぐくむ家族型ロボット″として人々に癒しを与えてくれます。LOVOT用ウェアやグッズがあり着替えることもできるんです。

(出典:LOVOTGROOVE X, Inc. YouTube公式チャンネル

コロンと丸くて可愛らしい姿をしていますが、50以上のセンサーをはじめたくさんのテクノロジーが詰まっているのです!マイクやカメラなども搭載されており、現在開発中とのことですが見守り機能も実現するといいます。

 

ちなみに同社の代表である林 要氏は、ソフトバンクのロボット『pepper』の開発に携わっていた人物です。Pepperも人とコミュニケーションをとることができるロボットですね。LOVOTについて林氏は次のように述べています。

テクノロジーは、人を幸せにしたのでしょうか? テクノロジーは生活を豊かにし、様々な効率化を進めました。でも、人が幸せになったかと問われると、イエスと言える人は実はそんなに多くないのでは、と思います。

 

なぜなら、テクノロジーの進化がライフスタイルと人類の本能の間のギャップを拡大し、感情的なハレーションを拡大する傾向にあったから。そのギャップを埋めるのが、私たちがつくっている“LOVOT”です。

 

“LOVOT”は今までのロボットになかった「気持ちをテクノロジーで満たす、ケアをする」という新たな価値観へのはじめての一歩として、世界の後続製品にとって目指すべき一つの指針になるはずです。ロボットによって人は幸せになり、パフォーマンスをあげることができる。そんな社会を描いていきたいと思っています。

 

(出典:GROOVE X 株式会社

 

こうした事例を見ていくと、ロボットは仕事を任せられるだけでなく、自分の分身になってくれたり幸せを与えてくれる存在でもあることがわかります。人間を取り巻く環境の変化に合わせて、ロボットとの生活はさらに広がっていくでしょう。

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